漫画「弱虫ペダル」ざっくりあらすじ4

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ロードバイク

漫画「弱虫ペダル」ネタ第5弾となります。

 

今回は2日目の夜から3日目のゴールまでを振り返ります。

コミックス19巻から27巻までの出来事です。

 

今回も私見や回想シーンの描写説明は赤文字で書いていきます。

 

過去の内容はこちらで振り返れます。

併せて読んで頂けたら幸いです。

 

御堂筋の決意

2日目夜、京都伏見高校の宿での出来事から始まる。

御堂筋は全力を尽くしての3位という結果に納得できず「棄権」をメンバーに告げる。

石垣やメンバーは驚きを隠せない。

必死に引き留める石垣だが御堂筋の決意は固く「退部する」と言って宿を出る。

 

京都まで400㎞の距離だがダラダラ帰るつもりの御堂筋の後ろから気配が。

偶然買い出しに走っていた坂道が声をかける。

坂道は御堂筋に質問をしたいというが断られる。

がそのまま質問をする。

 

「ザク」「ザク」言ってるけどアニメ好きなの?

 

ザクの素晴らしさを語り始め暴走気味の坂道

意表を突かれた質問に御堂筋は呆れるが、

「真紅で例えるならボクは王立軍”人型兵器”2号機や」

 

アニメの話が通じた坂道は興奮気味で途中まで一緒に走ろうと言うが

我に返る御堂筋はそれを断る。

 

それでも坂道は、アニメの話をする友達がいなかったこと

毎週自転車で秋葉原へ通っていたこと

そして夏休みは毎日欠かさず秋葉原へ通っていたことを話す。

坂道宅から秋葉原まで90㎞だそうです。

 

御堂筋も小学生の夏休みに母の病院へ通っていたので引っかかるものが

あったのか買い出し場所(薬局)までの勝負に買ったら

アニメの話してやると言う。

 

それにこたえる坂道と同時に加速する御堂筋。

アニメの話をできるかもしれない坂道は笑顔で坂を上りついていく。

 

懸命に逃げる御堂筋と追いかける坂道。

「なぜ勝負したのか?なぜ確かめたかったのか?」と自問自答しながら

結局、御堂筋の勝利に終わる。

 

御堂筋は坂道に「笑顔」の理由を聞きそれに答える。

その答えに御堂筋は決意する。

 

そして上りになると笑ってしまう男がもう一人

真波もまた一人でトレーニングがてら走っていた。

 

3日目開幕と第4の刺客

各校がスタート前に気合を入れる。

スタート10分前になり緊張しているマネージャーの背後から肩を抱く男。

広島呉南工業の待宮栄吉

ナンパして乳揉もうとして明らかな悪役キャラの登場です。

スポーツ漫画では常套なのかもしれませんね。

 

持ってる持ってない(運の話みたいです)のやりとりがありました。

 

スタートまで5分前、御堂筋は現れない。

石垣は御堂筋を探しに行く。

箱根学園の選手たちも気にかけている様子だ。

 

東堂は真波に「プレッシャーを飲み込む強さがなければ勝てない」というが、

そんな状況でもまるで子守歌のように寝ている真波。

 

石垣は必死で探すがみつからないが残り1分前に

ようやく姿を現す。

 

それを感じ取ったように目を覚ます真波。

各クライマーの選手とどう勝負できるか楽しみなようだ。

 

いよいよスタート着順スタートで1~3位の選手が飛び出す。

4~6位の選手も飛び出し坂道を含む総北高校のメンバーもスタートする。

 

ここで、箱根学園と総北高校で「協調」の交渉が成立する。

両校が一列になり交代で「引く」ことにより負担が軽減され

より加速して走れることになる。

というのが協調みたいです。

 

そんな中最後尾集団がスタートする。

その中には広島呉南工業もいるというかモブ達をまとめている。

そう彼らもまた「協調」をしていたのだ。

 

巨大なヘビ

最後尾集団の少し前に熊本台一の選手達が走っていた。

前日にすでに3人が「足切り」で減り残りは3人。

そのうちの一人もすでにリタイヤ寸前。

励ましてる最中に後方から集団がやってくる。

そうそれはまるで巨大なヘビのようであった。

 

必死で逃げる熊本台一であったが、集団の速さに飲み込まれてしまう。

 

一方で先頭の金城と福富は待宮の事が気になってるようだ。

先頭から最後尾の差は15分程

それが埋められるなら「魔法使い」あるいは「人の心を操るペテン師」

と福富は言う。

 

飲まれた熊本台一は待宮の口車に乗ってしまう(他のモブもw)

 

 

今泉と新開は先頭集団に追いつく。

とすぐ箱根学園が動き出す。

総北高校も食らいつく。

 

一方で協調してる坂道らだが真波が後方の違和感に気づく。

着実に”巨大なヘビ”は近づいてきてるのだ。

 

広島呉南工業

協調をして走ってるにも関わらず先頭に追い付かない状況に

すでに先頭争いが始まってると予想する東堂。

 

ここで総北の前日ミーティングの回想シーン

6人いても全員ゴールできるわけではないから必要なら置いていけ

みたいなことが描かれてます。

 

総北高校と箱根学園の協調に食らいついていた京都伏見高校のモブ2人だが

ちぎれてしまい巨大なヘビの餌食に。

 

後方の違和感に気づいている真波は坂道に心を澄ませてと言う。

坂道、荒北各選手が後方の違和感に気づきだす。

 

が気がつくのには少し遅かったようだ。

飲み込もうとする巨大なヘビから箱根学園からは泉田が東堂を連れ逃げる。

総北高校は必死で逃げるも隊をはずれてしまった坂道は逃げ遅れる。

 

逃げ遅れた坂道だが熊本台一田浦が「この集団は先頭まで行く」

と待宮を紹介する。

 

しかし待宮ら広島呉南工業は集団を置いて先頭に行く腹づもりだ。

そう、他のモブに全力で引かせて自分たちは一回も引いてないのだ。

 

一気に加速して集団から飛び出す広島呉南工業。

集団はバラバラとなり一気に失速する。

 

逃げた総北高校と箱根学園に追いつく広島呉南工業。

 

「悪人」認定した坂道は追いつくために協調を思いつく

がモブ達に体力は残っていない。

最後に声をかけたのが箱根学園荒北、坂道の最も苦手なタイプだった。

 

しかしそうも言ってられず協調を頼む坂道だが拒否される。

一杯食わされた荒北は待宮に怒り心頭。

集団の前にでる荒北と追いすがる坂道。

待宮の行為は許せないので協調したいと頼む坂道。

 

坂道からみた福富と荒北の印象なやり取りがありつつ

荒北は協調を受けます。

 

さらに真波も合流し3人で追いかけることになります。

本気で回すとニオイが変わる(荒北談)坂道はコース取りはめちゃくちゃだが

みるみるうちに集団から抜け出す。

さらに真波に変わり速度があがる。

 

しかし2人はクライマー平坦では遅いと荒北は言う。

箱根学園の「運び屋」荒北に変わると驚くほどの速さを見せる。

 

そして姿が見え追いついたかのようにみえたが、

広島呉南工業の姿ではなく前にいた仲間達であった。

 

そのまま合流するかと思いきや荒北はさらに加速

驚く坂道だが「クサイニオイ」がして燃え滾る荒北は近くにいると判断。

 

カーブを曲がった先に広島呉南工業の選手達がいる。

とうとうおいついた3人に広島呉南工業の選手達は驚いた表情だ。

 

「そんな顔」がみたかったと荒北。

必死に逃げるも差はひろがらない。

 

これで終わりとおもいきや広島呉南工業の井尾谷が勝負を申し込む。

 

お互い20m引き離されたら追わないというルールを3対3で行います

 

広島呉南工業からは井尾谷、東村そして待宮がでます。

運だけでここまできたわけじゃないという待宮の「ニオイ」がかわる。

 

「呉の闘犬」の異名を持つ待宮は舌をだしながら加速。

10mひらいたところで荒北も加速し振出しに戻る。

 

先頭に約束があるという待宮。

それは御堂筋との「協調」であったのだ。

お互い箱根学園を「ぶっ潰す」という利害の一致で手を組んでいた。

 

待宮の回想

昨年アクシデントでボトル(水分)がなくなり福富に頼んだが拒否された。

それを逆恨みした描写です。

 

今なら20m離せると踏んだ東村は変わるというが、

一人で潰すと言い頭突きを喰らわす待宮。

 

20m引き離しそうになるが、ギリギリ追いつきふりだしへ。

 

待宮は過去の自分に似ているといい回想シーンへ

野球少年だった荒北は中学2年に肘を壊しグレた。

そして野球部のない箱根学園へ入学しそこで福富と出会う。

己の主張の為に原付とロードバイクで勝負し荒北は敗北する。

その後、ロードレースの世界へ飛び込むまでが描かれています。

 

前を向いて走らないと勝負はできない。

ぐんぐん加速して引き離す荒北勝負は荒北の勝利である。

 

最後のチームをまとめる為に彼女と別れたというエピソードは

今まで悪人を払拭する為のものだと思いますが、

私としては蛇足だったのかなと。

 

倒れそうになる荒北だが支える坂道と真波。

なにかを言おうとした荒北だがやめて先頭へと走りだし、

ついに追いつくのであった。

 

チーム集結

先頭に追いついた坂道は荒北に礼を言う。

が協調だから当たり前と言い放ちここからは「敵同士」だから馴れるなと言う。

 

そうこうしてるうちに後方にいた総北高校と箱根学園の選手達も

続々と合流する。

 

全員が揃い総合優勝へ気合が入る箱根学園。

 

2校が全員揃うなか京都伏見高校は御堂筋と石垣の2人

協調であてにしてた広島呉南工業は落ちて期待できない。

が、御堂筋は「大した問題ではない」といいさらに

今後は「チームの力」ではなく「個の力」が問題と言う。

 

各校のプレッシャーがあがってきて緊張感がうまれるなか

箱根学園が動く・・・が総北高校も即座に対応する。

 

この圧迫した空気感に坂道は気圧されそうだ。

が巻島の一言で冷静さを取り戻す。

 

限界を感じた荒北は最後の引きをみせ全力で走る。

そんな走りをみて坂道は「凄さ」を感じたのであった。

箱根学園は新開に先頭を変え。そして荒北はジリジリ落ちていく。

まるで自分の役目が終わったかのように・・・

 

落ちた荒北に絶望する坂道。

なんとか助けてあげたい気持ちをチームメイトに言うが、

この厳しさこそロードレースと今泉は言う。

そして自分達にも必ず訪れる「別れ」を覚悟しなければいけないのであった。

 

5人になりさらに加速する箱根学園とそれについていけずにいる総北高校。

一年の3人は「勝つ為の覚悟」が決まりそれに応える3年の3人。

まずは箱根学園に追いつくことをオーダーとしてあげられた。

 

サバイバルバトル

勝つ為の意志が確認でき前を引こうとする今泉と鳴子。

示し合わせたわけでもなく偶然2人が飛び出してお互いが譲らないとおもいきや

それならば、2人で引くという結論に落ち着いたようだ。

加速していくところへさらに坂道も引きはじめ3人で引くことになる。

箱根学園に追いつく為に。

 

3人が交代で引きようやく追いついたかと思ったら

福富の指示で泉田が加速し差をひろげる。

そして泉田にも限界が訪れ終焉の刻をむかえるのであった。

 

泉田が落ち4人になり差がひろがった総北高校

1年3人がローテーションで引こうとするが金城に制止される。

追いつく為の判断として3年が前にでるようだ。

 

田所そして金城が引き差を縮めるその速さは先程以上だ。

鳴子は巻島に今すぐ1年を切り離すように言うが拒否

3年は1年に自分達の背中を見届けてもらいたかったようだ。

 

今泉と鳴子は自分の力のなさに落胆するが坂道は言われたとおり

「その強い走り」を見届けていた。

そして強くなれと言われてるような気がすると言う。

 

もうすぐ平坦区間が終わり山岳区間そこまでに確実なる差をつけることが

箱根学園の作戦だが金城はそれを察知してたようで、

金城と田所が交代で引きあくまで6人の意志で追いつく。

 

が、さらに新開が加速する。

総北高校は田所自身最後を悟ったか単独で引くと言う。

みるみる差が縮まるがここで金城の左膝にアクシデント

追いついたところで田所は落ちていくのであった。

 

山岳区間に入り箱根学園は東堂が前にでる布陣だ。

総北高校は誰もでない。

金城の左膝に激痛がはしる。

巻島は前に出るが金城はついていけない。

 

金城の不調に気づいた福富はさらに速度をあげる。

絶望する金城だが後方からの沸き上がるプレッシャーに気づく。

 

1年3人のプレッシャーだった。

以前言われた「倒れそうになったらみんなで支えろ」という教えを

覚えていて心配する坂道。

 

この状況で勝てるかと聞く金城に3人は頷く。

そして3人へオーダーの変更を伝える。

巻島と3人が山を上り誰でもいいからゴールへ行くというものだった。

 

覚悟が決まった4人は先を急ぎそして金城はバイクを下りた。

 

フォーカスされませんでしたが、新開も落ちてます。

但し田所と新開はリタイヤはしていません。

 

派手(デーハー)上等 赤いマメツブ

田所と新開が健闘を称えあうなか、総北高校は鳴子が前を引く。

スプリンターなのに速く上れる鳴子をみて今泉は驚く。

そんな鳴子をみて観客も湧く。

鳴子はこうゆう状況は大好物でさらにテンションがあがる。

声援が力となり4人の胸に響く。

 

が、限界以上の走りに心配をする今泉だが

さらに鳴子は速度をあげる。

 

とここで田所と鳴子のやりとりの回想シーン

上れるようになれという田所と拒否する鳴子

言葉巧みに上らせようとするが拒否しつつ

結局努力してしまう鳴子の描写

 

その時に開発した「アームストロングクライム」を使いぐんぐん上っていく。

自分の終わりを悟った鳴子は箱根学園に追いつく為に限界を超えた走りを魅せる。

 

酸素が足りなくなり視野が狭くなっていく

坂道のナビもありながら先頭をとらえる。

しかし限界をむかえた鳴子は壮絶に落車しリタイアする。

 

鳴子の走りにさらに気合を入れる坂道と今泉。

ようやく先頭に追いつく。

 

福富は金城のいない中エースは誰だ?と問いそれに答える今泉。

「エースは俺です」

 

今泉覚醒!!

今泉のエース宣言ににやける巻島。

状況判断と覚悟を褒める。

坂道は3年の巻島がエースをやると思っていたようだが、

巻島にはライバル東堂のチェックが絶対必要な為できないと説明。

 

福富は勝負を挑む今泉に仕掛ける。

福富優位に進みながらも今泉はアタックを仕掛ける。

残り15㎞独走するつもりだ。

そこを東堂が阻止しようとするが巻島のチェックで阻止。

やむなく福富が追うことになるが、自分の強さに気がついたか

はたまた覚醒したのかさらに加速。

食らいつく福富とさらにアタックを仕掛ける今泉。

 

東堂は巻島の足止めで福富の助けが出来ずにいる。

 

元々先頭は静かだという理由で好きな今泉、先頭の気持ちよさにさらにハイになる。

 

いっぽうで京都伏見高校は石垣が全力で引きリタイヤ

御堂筋が単独で追い上げを図ろうとする。

 

東堂と巻島が争っているなかで御堂筋が追いつき一気に抜き去る。

なんとか阻止しようとするがお互いの争いで疲弊している。

 

東堂は真波に「エースを守れ」と指示

一息で追いつく真波は勝負をしたそうだ。

 

巻島は後ろを振り返り坂道をみる。

坂道は「前を追いかけた方がいいですか?」と聞き巻島は答える。

「エースを守れ」と。

 

御堂筋はけん制しながら真波と走る。

真波は勝負したくてウズウズがとまらない。

本気の走りを見せられて御堂筋もその気になったようだ。

 

先頭に先に着いた方が勝ち

負けた方がゴールまで抜くことができないというルール

もちろん真波は了承する。

 

真波の「生きている実感」坂を上る時に笑ってしまう理由などを

語りながら展開は進む。

 

ここで真波はとっておきをだす。

風を感じギアをあげることにより「羽根」が現れて加速するというもの。

が、御堂筋も同じ様なことをして追いつく。

 

先頭の今泉は真波と御堂筋そしてもう一人のプレッシャーを感じ取った。

その頃坂道は一人で懸命に追いつこうとする。

 

巻島と東堂が御堂筋と真波の規格外さを語りさらに坂道のことを語っている時に

坂道は御堂筋、真波に追いつくのだった。

 

エースを守る為に坂道は御堂筋にチェックがはいるが、

御堂筋は加速。抑える坂道の連続。

 

いっぽうで先頭の今泉は山岳区間でトップゴールしていた。

しかし福富も力を温存しながらその時を待っているようだ。

 

必死で守る坂道だが技術的にはまったく及ばない御堂筋に

コースアウトさせられるが気合で復帰。

 

追いついた坂道は3人横並び

結局優劣はつかなかった為勝負はおあずけとなった。

ゴールまで残り5㎞の出来事

 

今泉VS御堂筋

追いついたが御堂筋を止められなかったことを謝る坂道。

だがここはインターハイの先頭むしろ胸を張れと言う今泉。

というようなやり取りをしてるいる隙に飛び出す御堂筋。

 

がしかし今泉が止める。

「キモ泉」「キモー筋」と罵りあいその場は収まる。

 

坂道の役割確認とお互いの肩を殴り合い気合をいれたり

福富の坂道の危険度の確認や御堂筋の補給だったりがあり

展開は進みます。

 

御堂筋が仕掛けるもガード

さらにアタック今度は総北高校が2人なのを利用して先行に成功。

 

今度は御堂筋が抜かれないようにブロック。

いろいろな想いを積み追いかける今泉。

ジャージの各部をめくり筋肉が最大限に動くようにした御堂筋。

いよいよ真の姿の登場だ。

 

急勾配の下りの2人の競り合い1歩も引かない。

後ろから執拗に攻撃を仕掛ける御堂筋に必死に抵抗する今泉。

バイクから「パキン」と音がした・・・

どうやら今泉のフレームにヒビが入ったようだ。

 

が走れなくなるメカトラブルじゃなくて安心する今泉。

お互いが全力疾走!!

 

一気に引き離す今泉。

御堂筋はというと、黄色い景色「幸せの色」「レースの色」「出しきった時の色」

つまり体が終わる合図だと言う。

魂は前へ行こうとするが体が終わった御堂筋は落車リタイヤだ。

 

御堂筋に勝てたのは皆の力があればこそと言う今泉は、

独走を狙う・・・が風が吹きすぐ後ろには真波の姿が。

福富が引き一気に追いついたようだ。

 

先程のフレームのトラブルで思うようなパフォーマンスがだせない今泉は

真波に一気にかわされる。

 

勝ちを確信して「箱根学園(オレ達)は王者だ」と言った刹那

後ろから沸き上がるプレッシャーが・・・

そう、総北高校最後の意外性小野田坂道が残っていたのだ。

 

一気に上り真波を追いかける坂道であった。

 

坂道VS真波

ゴールまで残り2.5㎞

全員の想いを積んで走る坂道はゴールを獲る宣言。

いつぞやの勝負の約束を果たすべく真波も走る。

 

各選手に先頭の状況が伝えられる。

「羽根」をだし加速する真波だが、高ケイデンス走法で「羽根」を壊す(描写)

残り2㎞で坂道トップのアナウンスだが差はさほどない。

 

今泉と福富のやり取りと箱根学園のレギュラー決めの回想シーン

「羽根」の秘密や頂上へ上る理由などが描かれています。

 

そして真波はギアを上げる(重くする)軽くする方が一般的

頂上に近づくにつれギアが勝手にあがってしまうようだ。

そのたびに「羽根」の枚数が増えていき速くなる。

現在5段階目でさらに5段階速くなります。

 

ついてこれない坂道に真波は一人で走る。

あまりの気持ちよさに目がイっちゃってますw

 

しかし真波は知らない坂道は「追う側」のほうが強いということを・・・

一段一段ギアをあげ8段目のところで福富と今泉のところへ変わる。

 

巻島と東堂が追いつく

福富と東堂の会話8段目で止めておけと指示したと福富

クライマーは自由と東堂という描写

 

山頂への渇望を全面に出す真波。

すると坂道が鼻歌で追いつくがしかし真波9段目にあげて加速。

さらに10段目の瞬間足への負担がかかる足が動かない。

羽根はもげてボロボロだ。

 

心が負けそうになる真波だが自分を奮い立たせ克服新たな羽根が生える。

残り1㎞を切り独走状態だ。

 

真波の姿が見えず苦しそうな表情の坂道

必死に走り真波の姿がみえて「笑う」坂道

笑って走っている時のほうが力が出せる坂道は途端に足が軽くなる。

 

一緒に走れるという喜びで近づくにつれ速くなる。

そして残り500mで追いつくのであった。

 

総合優勝の行方

お互い最後の勝負と言い両者全力で走る。

 

ここで回想シーン

真波の幼少期の話です。

病気がちの真波に委員長がサイクリングに誘ったのをきっかけに

「生きている実感」を感じロードの世界にのめり込む話です。

 

一進一退の攻防

総北高校メンバーの想いなどがあり残り100m。

 

両者とも立ち上がりゴールスプリント。

 

リタイヤした選手も含め坂道と真波へのエール。

そして3位争いに飛び出したのが巻島と東堂。

 

残り30・・・20・・・10m全力で走った3日間

勝者は・・・

 

総北高校 小野田坂道

僅差ではあるが勝ったのであった。

 

両手を上げ喜ぶ坂道。

リタイヤした金城と鳴子は呆然。

坂道に駆け寄るサポートメンバー達。

 

お互いの健闘を称えるも握手する体力も残っておらず倒れそうになる。

寸前で抱きかかえる手嶋に青八木。

 

そして3位は東堂4位は金城5位巻島6位今泉の順でゴールした。

金城と鳴子は喜びのあまり号泣だ。

 

表彰式が近づくにつれ残っていた選手が続々とおゴールする。

 

王者が2位という結果に空気の重い箱根学園。

そこへ真波がやってきてやり取り。

来年王座奪還への覚悟そして総北高校へ惜しみない拍手をしようという描写

 

表彰式だが金城と鳴子が間に合わず4人で壇上にあがろうとした瞬間

クラクションがなる。

ギリギリ間に合い6人全員で壇上にあがる。

 

総合優勝は総北高校である。(1位の選手の高校が優勝です)

巻島は感極まって泣く。

 

雪辱を誓う真波

さらに18時間目を覚まさなかった御堂筋

 

おまけ

後日説明がなかったと怒る坂道母。

今泉と鳴子も必死に擁護するがどうにも理解力がw

しかもレースを観戦していてこの理解力。

2人に坂道を頼むという母。

 

3年生と合流し今回一番貢献した坂道が行きたいところへライドする企画に

秋葉原を選び走る総北高校ご一行。

 

ひとしきりやり取りがあった後坂道は全員に感謝の言葉を話す。

 

浮かない表情の巻島

そして手嶋と青八木は・・・

 

To Be Continued

 

あとがき

1年目のインターハイが終わりました。

とてもとても長かったです。

暇つぶしにでも読んで頂けたら幸いです。

今後も続けていきたいと思いますので宜しくお願いします。

 

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